« Playing The Piano 2009 | Main | PICの開発環境 »

2009年4月29日

オープンソース・ハードウェア雑感

GPLv3をざっくりと読みました。
 
GPLを読む限り、オープンソースとして配布するものは無償でなければならないというのは大きな誤解のようですね。
 
まず、前文の第3パラグラフで
 
フリーソフトウェアの「フリー」とは自由のことであって、価格は問題にしていない。
フリーソフトウェアの複製物を配布すること(有償も可)、
 
とあり、FSFも、その価格設定については、原則として自由であるという見解を示してますね。
 
さらに、第4条の第2パラグラフでも
 
あなたは、複製物をコンベイする際、それぞれの複製物に対していかなる対価をも課すことができ、また無料でコンベイすることもできる。そして、有償でサポートや保証を提供することもできる。
 
と書いてあり、第6条、第1パラグラフd)では
 
オブジェクトコードのコンベイは無償でも有償でもよい
 
とあります。また、前文に戻って第4パラグラフに
 
あなたの権利を守るため、他者が上記のあなたの権利を否定したり、権利の放棄を要求することを防ぐ必要があります。そのため、あなたがソフトウェアの複製物を配布または改変する場合、あなたには一定の責任が発生します。それは、他者の自由を尊重するという責任です。
 
とあり、他者の自由の尊重とは
 
他者に対して、ソフトウェアの使用、複製、配布、改変を制限しないこと
 
とあります。第10条の第3パラグラフには
 
あなたは、本許諾所に基づいて許諾され又は確認された権利の行使に対して、本許諾所が規定する以上の追加的制限を課してはならない。
 
ともあります。
 
GPLをそのままオープンソース・ハードウェアに適用するのは難しいですが、どうもmonomeはオープンソースの複製物の取り扱いに対して、少し誤解をしているように思えます。
 
monomeに対して、PICnomeの基板とかの販売していいか?とお伺いを立てたときに、販売はしても構わないけど、価格にあなたの手間や労力の対価を含むなよって言われました。そして、我々の仕事をベースにしたビジネスをしようとするなよ、と忠告されたんです。
 
ビジネスとして成立するかどうかは別として、PICnomeをビジネスに利用すること自体は何ら問題ないように思えますし、monomeがPICnomeに対して上記のような制限を課すことも出来ないのでは?と思えます。
 
とりあえず、メモ的にこっちのブログに書きました。
やまも2が勘違いをしている部分もあるでしょうから・・・。
 
良かったら、ご意見おまちしておりやす。

この記事と同じカテゴリの記事

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://tkrworks.net/mt/mt-tb.cgi/245

コメントする